自主経営組織のはじめ方――現場で決めるチームをつくる(Astrid Vermeer, Ben Wenting)
書籍情報
- 著者:Astrid Vermeer(著), Ben Wenting(著), 嘉村賢州(訳), 吉原史郎(訳)
- 発行日:2020-02-20
- ISBN:9784862762825
- URL:https://eijipress.ocnk.net/product/631
書籍目次
- 訳者まえがき
- 序文
- はじめに
- 第1章 自主経営の誕生
- なぜ自主経営に移行すべきなのか?
- 目的ではなく手段としての自主経営
- 自主経営は、どのように機能するか?
- フレームワーク
- 現場で品質をどう担保するのか?
- 必要最小限のルール
- 運用の違いはあってもいい
- 自主経営は職種にどう影響するのか
- 自己組織化組織における労使協議会
- 落とし穴
- 自主経営の効果
- ◆コラム1 新しい組織論に横たわる世界観(嘉村賢州)
- 第2章 階層型から自主経営へ
- ビジョンと構造を追求する
- 設計図か、発展モデルか?
- 実験する
- 段階的に実装する
- 一度に全部、切り替える
- プロジェクトマネジャー
- 条件や仕組みを変える
- チームとチーム構造のあり方を見直す
- 不要なルールを捨てる
- マネジャーをコーチにするべきか?
- マネジャーも自己組織化を心から支持する
- すべてのチームが自主経営になるべきか?
- 自主経営で、組織文化は一変する!
- ◆コラム2 自主経営に活用できる2つの要素(吉原史郎)
- 第3章 マネジャー
- 手放し、ファシリテーションをする
- マネジャーは、どのようにフレームワークを構築するのか?
- フレームワークとルール
- フレームワークは一緒に発展させていく!
- チームメンバーが合意しないフレームワークを求める場合
- 監視から進捗確認へ
- チームが、フレームワークを無視したときは?
- マネジャーとコーチとの関係
- マネジャーが意思決定を下すとき
- マネジャー全員の足並みをそろえる
- 新たなマネジメントの形
- 解決思考のマネジメント
- 第4章 間接部門
- 現場を支える間接部門
- 何を手放すか
- 間接部門とマネジャーの関係
- 間接部門と現場チームの関係
- 間接部門の本来の仕事
- お互いに歩み寄る
- サービスセンターの設置
- 専門家チームの設置
- 第5章 チームコーチ
- 組織内での位置づけ
- コーチは担当チームを持つべきか?
- コーチの役割
- コーチングの範囲
- コーチの仕事の質を維持するには
- コーチに必要な能力
- 肩を持つ――コーチの意見
- コーチの介入方法
- 求められるアドバイスと、求められないアドバイス
- 個人ごとのアプローチ
- 影響力の発揮と長期的効果
- 力の使いどころをうまく配分する
- マネジャーについての苦情
- チームとのつながり
- 第6章 自主経営チーム
- チームをつくる
- メンバーの要件とは
- 合意したことを明文化する
- チームタスクとは?
- タスクは持ち回りにする
- 自主経営では品質保障を実践する
- チームミーティング
- 合意による意思決定
- 議事録、決議、チーム・ハンドブック
- メールの是非
- 他分野の専門家が集まるチームで働く
- 限界を尊重する
- チーム代表を集めるときの注意
- 欠席裁判をしない
- ◆コラム6 組織のDNAを育む(嘉村賢州)
- 第7章 解決指向のコミュニケーション
- 問題指向と解決指向を区別する
- SDMIの原則
- SDMIを実践する5つのポイント
- 5つのポイントを検討する決まった順番はない
- つねに新しい「今」と向き合う
- SDMIは現場でどう実践されているか
- ◆コラム7 グリーン組織の罠を越えて(嘉村賢州)
- 第8章 解決指向のミーティング
- 「他に何かありますか」
- 議題ごとの時間を設定する
- 「進め方」と「議題」の意思決定を区別する
- 議題の取り扱い
- まとめではなく質問を
- 提案ベースの意思決定
- 提案がどれも採用されない
- 意思決定と欠席者
- 難しいミーティングの状況
- SDMIミーティングモデルについての解説
- ◆コラム8 ティール組織における意思決定プロセス(吉原史郎)
- 第9章 対立に対処する
- 対立とは?
- SDMIは対立に対処するツール
- チーム内の対立
- 基本合意を守る
- チーム内で対立問題を取り上げる
- コーチからの助け
- 改善プラン
- 対立におけるマネジャーの役割
- 慎重なプロセス
- 性格の不一致
- 感情に対処する
- 意見の食い違いは解決しなくてもいい
- コーチと対立への対処
- 対立解決の6ステップ
- ◆コラム9 情報の透明化が必要な理由(吉原史郎)
- 第10章 最後に……よくある質問