伝わる・揺さぶる! 文章を書く(山田ズーニー)
書籍情報
- 著者:山田ズーニー(著)
- 発行日:2001-11-29
- ISBN:9784569617367
書籍目次
- プロローグ 考えないという傷 考える方法がわかれば、文章は生まれ変わる
- とりあえず、とりあえず、とりあえず...
- 2時間で文章は生まれ変わるか?
- 自分の立場を発見する
- 考えない、という迷路の出口
- 自分の頭でものを考える自由
- 考える方法がわかれば文章は書ける
- 第1章 機能する文章を目指す いい文章を書くとは、どういうことか?
- Lesson1 目指すゴールを確認する
- よく働いて結果を出す文章
- 豊かな表現力という幻想
- 鑑賞でなく、機能する文章
- 本書で目指す文章力のゴール
- Lesson2 文章の7つの要件を押さえる
- 1. 意見
- 2. 望む結果
- 3. 論点
- 4. 読み手
- 5. 自分の立場
- 6. 論拠
- 7. 根本思想
- Lesson3 文章の基本構成
- Lesson1 目指すゴールを確認する
- 第2章 7つの要件の思考法 書くために、何をどう考えていくか?
- 第1節 意見 自分が一番言いたいことを発見する
- Lesson1 意見とは何か?
- なぜ、意見が出ないのだろう?
- Lesson2 自分の意見を発見する方法
- 考える道具を持つ
- 「問い」で意見を引き出す ――ケーススタディ
- 自分が抱いた「問い」のかけがえのない価値
- Lesson3 問いを立てるエリアを広げていく
- 時間軸へと視野を広げる
- 空間軸へと視野を広げる
- Lesson1 意見とは何か?
- 第2節 望む結果
- 何のために書くか?
- 高校生からの質問
- その文章、何のために書くか?
- Lesson1 望む結果を意識して書く方法
- 何のために?を見失う例
- セルフチェックの観点
- 読んだ人に、どう言ってほしいか?
- 文章がうまいから、だからどうなのか?
- 第3節 論点 何を書くか? 集め方・絞り方・決め方
- Lesson1_論点とは何か?
- かみ合わない会話
- 文章における論点のすれ違い
- 論点を修正する
- 読み手と自分の問題関心をキャッチする
- Lesson2 テーマと論点は違う
- Lesson3 論点の2つの原則
- 論点と意見は呼応する ――原則1
- 論点は「問い」の形にする ――原則2
- Lesson4 論点の集め方・絞り方・決め方
- 論点の候補を集めるステップ1
- 論点の候補を探す3つのエリア
- 論点を絞る ――ステップ2
- 論点を決める ――ステップ3
- Lesson1_論点とは何か?
- 第4節 関係性 自分の立場を発見する
- Lesson1 相手に応じて書き分ける
- 関係の中に生まれる意味
- 相手を理解するための問い
- Lesson2 相手の側から見る
- 相手と私の心の距離
- Lesson3 他者の感覚を知る
- 社会に自分をどう位置付けるか?
- Lesson1 相手に応じて書き分ける
- 第5節 論拠 説得のためにいかに視野を広げるか?
- Lesson1 論拠を用意する ――入門編
- 理由はどこにあるのだろうか?
- 自分の理由を挙げる ――ステップ1
- 相手の都合から見た理由を想定する ――ステップ2
- 相手側の反対理由を正しく押さえる ――ステップ3
- 反対理由に合わせた論拠を準備する ――ステップ4
- Lesson2 説得のために視野を広げる
- なぜ抗議の声は届かないのか?
- 正論を押し付けても意味がない
- 自分の実感、引っかかりを洗い出す
- 問題を多角的に見る
- 再び自分自身へ
- 論拠をどう配列するか?
- Lesson1 論拠を用意する ――入門編
- 第6節 根本思想 自分の根っこの想いに忠実か?
- Lesson1 根本思想はごまかせない
- Lesson2 要約でわかる! 根本思想
- お母さんのひと言要約
- 大事なものの順番が見えてくる
- 想いに忠実であること
- 第1節 意見 自分が一番言いたいことを発見する
- 第3章 伝わる・揺さぶる! 文章の書き方 ――実践編
- 実践1 上司を説得する
- 相手はこれを読んでどう思うか? ――チェック1
- 一番言いたいことは何か? ――チェック2
- 的確な論点が立てられているか?ーチェック3
- 結果をイメージする ――ステップ1
- 論点を決める ――ステップ2
- 意見をはっきりさせる ――ステップ3
- 論拠を用意する ――ステップ4
- アウトラインをつくる ――ステップ5
- 読み手はこれで納得するか? 自分の論へ反論する ――グレードアップポイント1
- 相手の「論拠」を押さえる ――グレードアップポイント2
- 視野を広げる ――グレードアップポイント3
- 再反論のあるアウトラインーグレードアップポイント4
- 自分の信頼性を高める ――グレードアップポイント5
- 実践2 お願いの文章を書く
- 依頼文の要素を決める ――ステップ1
- 自分をどう信頼してもらうか? ――ステップ2
- やる気を引き出す依頼理由 ――グレードアップポイント1
- 正直な依頼を ――グレードアップポイント2
- 依頼文の1人称 ――グレードアップポイント3
- 実践3 議事録を書く
- 発言でなく論点に着目
- 前後の流れを明示する ――グレードアップポイント1
- 会議の位置付けを書く ――グレードアップポイント2
- 「今後の課題」を疑問文で書く ――グレードアップポイント3
- 良い会議のアウトライン
- 実践4 志望理由(自薦状)を書く
- 「どこでもいいんじゃないの?」
- 志望理由を固める質問〈大学編〉
- キーを見つける
- 志望理由を固める質問《仕事編〉
- まだやっていないことを書く難しさ
- なぜ、そこを選んだのか? ――グレードアップポイント1
- 固有の長所を言葉にする ――グレードアップポイント2
- 受け入れ側のメリットは? ――グレードアップポイント3
- 志望理由書の要件
- 実践5 お詫びをする
- 機能構造をどう組み立てるか?
- お詫びが目指す結果・要素とは?
- お詫びの文章テンプレート
- お詫びの1人称 ――グレードアップポイント
- 実践6 メールを書く
- メールは「シーソー」だ。
- 一番言いたいことは何か決める ――ステップ1
- 論拠を決めるステップ2
- 相手にとっての意味を決める ――グレードアップポイント1
- 相手にひと目でわかるタイトル ――グレードアップポイント2
- 引き受けるという感覚 受動態はつかわず、人間を主語にする
- 実践1 上司を説得する
- 第4章 より効果を出す! テクニック――上級編
- Lesson1 引きの伝達術
- 1つ前のプロセスを共有する
- 教えられる側は不安でいっぱい
- 教える側のねらいまで伝える
- あえて素人の目線をつくる
- Lesson2 動機をつくる
- 内容がいいだけでは読んでもらえない
- 人はどんな時にアクションを起こすか?
- 読む気を引き出す文章の書き方
- Lesson3 やる気をわかせる指示の出し方
- 意味・流れ・関係で伝える
- いきなり「なぜ?」は難しい問い
- 「つながり」を見つける6つのキー
- Lesson4 思考停止ポイントを発見する
- 「揺らぎ」を止めてしまうひと言
- Lesson1 引きの伝達術
- 第5章 その先の結果へ
- Lesson1 戦略的なコミュニケーション
- 感情を犠牲にするか、孤立するか?
- 正直という戦略
- Lesson2 言葉という不自由な道具
- Lesson3 存在を形づくる「なんか」
- Lesson4 誤解されずに想いを伝える
- Lesson1 戦略的なコミュニケーション
- エピローグ あなたと私が出会った意味
- 自分という存在が関わる意味
- メッセージを伝える
- あなたにしか書けない、かけがえのないもの