弁護士の論理的な会話術(谷原誠)
書籍情報
- 著者:谷原誠(著)
- 発行日:2010-06-28
- ISBN:9784860633998
書籍目次
- プロローグ 弁護士は、なぜ論理的な会話ができるのか
- 第1章 あなたに必要な"論理力"という武器
- 01 人間は非論理的思考にダマされる!?
- 02 人は誰もが論理的であろうとする
- 03 論理的でなければ相手を説得できない
- 04 論理で追いつめすぎてはいけない
- 05 論理が通用しない世界もある
- 06 議論の最終到達地点はどこか
- 第2章 論理的に考え、話すための"第一歩"
- 01 三段論法「A→B,B→C,ゆえにA→C」
- 02 そもそも式論法「ルール→事実→結論」
- 03 原則と例外「基本は黒だが白の場合もある」
- 04 公知の事実「"なぜ?"と永遠に付き合う必要はない」
- 05 争点整理「何が問題なのかを整理しよう」
- 06 門前払い「あなたに議論をする資格があるのか」
- 07 異同論法「そこれとこれとは違う」
- 08 言葉の定義「そもそもXXをどう理解している?」
- 09 帰納法「信長も秀吉も家康も死んだ.だから人は死ぬ」
- 第3章 相手のペースに巻き込まれない会話術
- 01 相手の価値観に反論する
- 02 相手の言葉のウラ取りをする
- 03 他の事例に飛び火させる
- 04 一つの言葉を別の価値観から捉える
- 05 反対意見に反論する
- 06 立証責任を相手に負担させる
- 第4章 論理の落とし穴を見破るテクニック
- 01 非論理的な論理に正しく反論せよ
- 02 誤導尋問「お支払いは現金ですか,それともカードになさいますか」
- 03 誤った二分法「人間は金持ちか貧乏かだ」
- 04 二者択一誤導尋問「私と仕事,どっちが大事?」
- 05 論点のすり替え「借金を返せ?信用できないのか!侮辱するな」
- 06 個人攻撃「だいたい,おまえが○○だからじゃないか!」
- 07 誤ったグルーピング「商売人には政治のことはわからない」
- 08 循環論法「AはBである.なぜならばBはAだからだ」
- 09 事実の信憑性「××君が○○だって言ってたよ」
- 10 常套句「そんなのはナンセンスだ」
- 11 立証責任の不当な押しつけ「お前には責任がないんか!?」
- 12 権威の利用「私が言うんだから間違いない」
- 13 見えない多数派「他の人たちもやっている」
- 第5章 質問で会話の主導権を握る方法
- 01 会話で主導権を握るには
- 02 「仮に話法」で相手を金縛りにする
- 03 順番を考えながら質問をする
- 04 相手からの質問にどう対処するか
- 参考図書等