悪いヤツほど出世する(Jeffery Pfeffer)
書籍情報
- 著者: Jeffery Pfeffer(著), 村井章子(訳)
- 発行日:2018-03-01
- ISBN:9784532198558
書籍目次
- はじめに
- 序章 リーダー教育はこうして失敗した
- リーダー教育産業の失敗
- 大繁盛のリーダー教育産業
- にもかかわらず、職場は不満だらけ
- クビになるリーダーたち
- 悪いリーダーははびこり、名リーダーはほとんどいない
- なぜこうも失敗するのか?
- では、どうしたらいいか
- 第1章 「リーダー神話」は、百害あって一利なし
- はびこるリーダー神話 ――なぜ信用できないのか
- 神話の弊害その1: まともなことにまで不信感がつのる
- 神話の弊害その2: 出世競争に敗北
- 神話の弊害その3: 現実が見えなくなる
- 「感動」はなんの役にも立たない
- 熱心にリーダー研修を受けた人ほど危険
- 英雄崇拝を乗り越える
- 第2章 謙虚 そもそも控えめなリーダーはいるのか?
- 謙虚なリーダーはなぜよいのか
- 謙虚でないリーダーは、なぜもっとよいのか
- 自信過剰なほうが成功しやすい
- ナルシスト型行動は出世に有利
- もし謙虚なリーダーを本気で望むなら
- 第3章 自分らしさ「本物のリーダー」への過信と誤解
- 「オーセンティック・リーダーシップ」は、こうして大流行に
- ところで、そんなリーダーは存在するのか?
- そもそも「真の自分」は存在するのか
- 「自分らしさ」は臨機応変に捨てよう
- 心理学的には「つねに自分らしく」は不可能
- 第4章 誠実 リーダーは真実を語るべきか?(そして語っているか?)
- もちろん、真実を語るリーダーもいる
- だが、たいていのリーダーは嘘をつく
- リーダー以外の人も嘘をついている
- 嘘をついて損をすることは、めったにない
- むしろ、嘘はよい結果をもたらす?
- 第5章 信頼 上司を信じてよいものか
- リーダーに信頼はいらない、そして私たちはだまされやすい
- 信頼を踏みにじっても、リーダーは罰されない
- 信頼しすぎると損をする
- 第6章 思いやり リーダーは最後に食べる
- リーダーは、「社員第一」ではなく「我が身第一」
- なぜ上司は部下を思いやってくれないのか
- リーダーを部下思いにするには
- 第7章 自分の身は自分で守れ
- 「持ちつ持たれつ」の精神は、もはや消えた
- なぜ会社では、がんばっても報われないのか?
- にもかかわらず、なぜ人はリーダーを信じてしまうのか
- よいリーダーは永遠ではない ――頼りすぎは危険
- そもそもリーダーに依存しないシステムを作れ
- 他人は自己利益に基づき行動する。あなたもそうすべき
- 第8章 リーダー神話を捨て、真実に耐える
- 理想のリーダー像、実際のリーダー像
- 組織の現実と向き合うための、6つのヒント
- 「不一致」を「一致」に変えるために
- 謝辞
- 訳者あとがき
- 原注