イシューから始めよ ――知的生産の「シンプルな本質」(安宅和人)
書籍情報
書籍目次
- はじめに
- 優れた知的生産に共通すること
- 悩まない、悩んでいるヒマがあれば考える
- ニューロサイエンスとマーケティングの間
- 序章 この本の考え方 ――脱「犬の道」
- 常識を捨てる
- バリューのある仕事とは何か
- 踏み込んではならない「犬の道」
- 「圧倒的に生産性の高い人」のアプローチ
- 根性に逃げるな
- コラム 「噛みしめる」ことを大切にしよう
- 第1章 イシュードリブン ――「解く」前に「見極める」
- イシューを見極める
- 仮説を立てる
- 「スタンスをとる」ことが肝要
- 何はともあれ「言葉」にする
- 言葉で表現するときのポイント
- よいイシューの3条件
- 条件(1) 本質的な選択肢である
- 条件(2) 深い仮説がある
- 条件(3) 答えを出せる
- イシュー特定のための情報収集
- 考えるための材料を入手する
- コツ(1) 一次情報に触れる
- コツ(2) 基本情報をスキャンする
- コツ(3) 集め過ぎない・知り過ぎない
- イシュー特定の5つのアプローチ
- アプローチ(1) 変数を削る
- アプローチ(2) 視覚化する
- アプローチ(3) 最終形からたどる
- アプローチ(4) 「So What?」を繰り返す
- アプローチ(5) 極端な事例を考える
- 第2章 仮説ドリブン(1) ――イシューを分解し、ストーリーラインを組み立てる
- イシュー分析とは何か
- STEP1 イシューを分解する
- 意味のある分解とは
- 「事業コンセプト」の分解
- イシューを分解する「型」
- 型がないときには「逆算」する
- イシューを分解する効用
- 分解してそれぞれに仮説を立てる
- コラム MECEとフレームワーク
- STEP2 ストーリーラインを組み立てる
- 事業コンセプトのストーリー
- 脚本・ネームづくりと似ている
- ストーリーラインの役割
- ストーリーラインの2つの型
- 第3章 仮説ドリブン(2) ――ストーリーを絵コンテにする
- 絵コンテとは何か
- STEP1 軸を整理する
- 分析の本質
- 定量分析の3つの型
- 分析表現の多様さ
- 原因と結果から軸を考える
- 分析の軸を出す方法
- STEP2 イメージを具体化する
- STEP3 方法を明示する
- コラム 知覚の特徴から見た分析の本質
- 第4章 アウトプットドリブン ――実際の分析を始める
- アウトプットを生み出すとは
- トラブルをさばく
- 2つのトラブル
- トラブル(1) ほしい数字や証明が出ない
- トラブル(2) 自分の知識や技では埒が明かない
- 軽快に答えを出す
- 第5章 メッセージドリブン ――「伝えるもの」をまとめる
- 「本質的」「シンプル」を実現する
- ストーリーラインを磨き込む
- 3つの確認プロセス
- プロセス(1) 論理構造を確認する
- プロセス(2) 流れを磨く
- プロセス(3) エレベータテストに備える
- チャートを磨き込む
- 優れたチャートと磨き込みのコツ
- コツ(1) 1チャート・1メッセージ
- コツ(2) タテとヨコの比較軸を磨く
- コツ(3) メッセージと分析表現を揃える
- コラム 「コンプリートワーク」をしよう
- おわりに 「毎日の小さな成功」からはじめよう
- 謝辞