世界のトップを10秒で納得させる資料の法則(三木雄信)
書籍情報
- 著者:三木雄信(著)
- 発行日:2015-05-01
- ISBN:9784492045688
- URL:https://str.toyokeizai.net/books/9784492045688/
書籍目次
- はじめに
- 「3日間で経営の要素を1万ピックアップしろ」
- 必要なのは「構造化」だった
- 数時間を磨け!
- どんな会社にも、どんな人にも応用できる
- 悪い見本、良い見本
- ケーススタディ1 業務処理報告書 群管理でボトルネックを見つけ出す
- 「群管理」を学ぼう
- 累積棒グラフでは本質がつかめない
- 「群」の無い数を時系列変化で見る
- ボトルネックは教師の数にあった
- 累積は問題を内包する
- モノ作りだけではなくサービスに応用できる
- サービスにも歩止まりの感覚を持て
- リソースの計画的配分が可能になる
- Yahoo!BBに活用した群管理手法
- 電話がすべてふさがった
- 「ねんきん特別便」の処理も飛躍的に改善
- ケーススタディ2 売上報告書 「上から目線」で経営の実態をあらわにする
- 予算を割り込んだ原因はどこにある?
- ダメな売上報告書の見本例
- 見た目は良いが、実態を正しく把握できない棒グラフ
- 継続的な売上と一時的な売上の推移をつかめ
- 「82kg理論」に陥るな
- 危機的状況が見えてきた
- 重要なのは「どの方向」にがんばるか
- 売上には「色」がある
- 社員がいなくても会社が回る仕組みを作る
- 二段階上のポジションからの視点で仮説を立てよう
- 今日をただ生き延びるための資料作りはNG
- ケーススタディ3 要因分析レポート 積み上げ面グラフで川下から改善要求しよう
- 因果関係を探ればコストも削減できる
- 積み上げ面グラフで要因を探れ
- ベースコールのカテゴライズは綿密に
- 原因と結果が理解できる
- 川下が川上に文句を言うネタになる
- 改善要求は一つに絞る
- 数値化すると人は動く
- 「ねんきん特別便」の一斉配送が招いた異常事態
- ピークの抑制にも役立つ
- ケーススタディ4 プロジェクトマネジメント型会議議事録 A4判一枚にひと目でわかる「構造」を作る
- 議事録は「読まれてなんぼ」
- A4サイズにフォーマット化せよ
- 縦の線で揃えよう
- 報告なのか決議事項なのかはっきりと区別
- 事実と評価は分けて記そう
- 責任者や納期、アウトプットを明確に決めよう
- 配布先、出席者も明記する
- いつ誰がこの議事録を作ったのか
- 書記には権限を持たせよう
- 良い会議議事録は逃げ道を断つ
- ケーススタディ5 プロジェクトマネジメントシート 工程を担当者単位でシンプルに管理する
- デスマーチが強いられるプロジェクト
- 見た目はいいが、使いこなしが難しいガントチャート
- 現場の動きに対応できない
- シンプルだが進行管理には必要十分
- アウトプットをモノで定義する
- 担当者は一人に絞り、必ず明記
- 最新版へのアップデートを頻繁に
- 工程は担当者単位で区切る
- 権限のないプロジェクトマネージャーはプロジェクトを回せない
- 不測の事態にも臨機応変に対応できる
- ケーススタディ6 パレート図 数個の要因を取り除けば8割の問題が解決する
- 問題点の発見に役立つパレート図
- 80:20の法則
- パレート図の法則
- 最小値・最大値を固定する
- 余計な要素を取り除き、シンプルなグラフへ加工
- 誰もがなんとなく仕事をしている状態を解決する道具
- 運用ルールを作り、運用の確認を行う
- 杓子定規に作るだけでは本来の効果を発揮できない
- ケーススタディ7 回帰分析 経営者マインド(数字勘)を養う回帰分析
- 回帰分析をしないやつの話は一切聞かない
- 経営者育成につながる
- 因果関係を浮き彫りにする
- 決定係数を忘れるな
- PDCAサイクルがロジカルに回る
- 「漏れのチェック」が可能になる
- ケーススタディ8 プロセス分析シート プロセスを定義し、各プロセスの歩留まり率に注目
- プロセスごとに業務の進捗状況を追いかけよう
- 入り口と出口を定義づけし、変化を追いかける
- なぜ歩留まり率が10%になったのか
- 電話をかける時間帯に問題があった!?
- 優先順位をつけて解決策を考えよう
- 定義の重要性 ――「蝶」と「蛾」の話
- 業務の「穴」をつかめ
- ケーススタディ9 プレゼンテーション 数字の裏づけがある「ワンメッセージ・ワンイメージ」
- 企画書との違いを認識しよう
- テレビ=プレゼンテーション
- スライドに書いてある以上のことにほとんどの時間を費やそう
- 読む人が一瞬で理解できるスライドがベスト
- なぜプレゼンテーションをするのか
- ワンスライド・ワンメッセージ・ワンイメージが原則
- メッセージは20文字前後に
- 短い時間にメッセージを伝えるスキルを磨け
- 縦横比を調整してメッセージ性を高める
- 人を引きつけるのは数字である
- 数字の持つ意味を伝えよう
- ページ番号の表示を忘れるな
- 一つのテーマにつき3つの項目を用意しよう
- 資料の読み上げや暗記は無意味
- ターゲットによって話す内容を変える
- メリハリのある口調で聴衆の心をつかめ
- ケーススタディ10 企画書 A4判1枚に結論から書き、数字の表現にこだわる
- A4判1枚でまとめよう
- 結論は最初に伝える
- タイトルは大きく表示
- 枚数が多い企画書=良い企画書ではない
- 冒頭に結論を持ってくる
- 視線の自然な動きを意識する
- 数字の表現方法にこだわる
- 縦横比を調整し、余分な要素はカット
- クオリティの高いイメージ画像を貼る
- 箇条書きは5つまで
- 伝えたい単語やフレーズは強調せよ
- 「評価」がない資料は資料ではない
- 取材時にはA4判1枚にキーワードをまとめて対応
- 特別付録 資料作成のツボ 資料の準備・構成から各種グラフの作り方まで
- 資料の準備編
- 資料の構成編
- スライド作り
- Excelでのグラフ作り
- 棒グラフ編
- 折れ線グラフ編
- 円グラフ編
- 表組み編