痛快!コンピュータ学(坂村健)
書籍情報
- 著者:坂村健
- 発行日:2002-03-25
- ISBN:9784087474282
書籍目次
- 新しき「コンピュータ学の世界」へ!
- 第1章 コンピュータ学へ、ようこそ
- 私たちはコンピュータなくしては生きていけない
- コンピュータが世界を支えている
- 私たちはコンピュータに囲まれている
- そもそもコンピュータとは何だろう
- コンピュータは「万能」か?
- なぜ、コンピュータはむずかしい?
- コンピュータは総合芸術だ
- 英語の壁
- コンピュータとどうつき会うか
- ワインとコンピュータ
- なぜ、アメリカはコンピュータ大国になれたのか
- あと10年でパソコンは滅びる?
- 「どこでもコンピュータ」
- コンピュータ学へ、ようこそ
- 第2章 20世紀を変えた情報理論
- なぜ「計算機」がコンピュータになったのか
- 情報化時代を作った男クロード・シャノン
- 「情報の科学」の誕生
- 情報は物理学を超えた存在だ!
- 情報の「コード化」
- コードに換えれば、楽になる!
- モールス符号はコード化のお手本だ
- 情報の原子「ビット」
- デジタルとアナログ
- なぜ、デジタル情報のほうが便利なのか
- 生命もデジタルだ!
- 情報理論で、コンピュータは変身した
- コンピュータは、「不器用な機械」だ
- 情報処理って何だろう
- 情報は集まるとパワーになる!
- 通信革命もコンピュータが作った
- コンピュータ、情報なければ「ただの箱」
- 第3章 戦争がコンピュータを作った
- なぜ、機械式計算機は"失敗"した?
- コンピュータは戦争の申し子だった
- 冷戦がインターネットを作った
- 真空管コンピュータ
- コンピュータ発明者は、いったい誰か
- 20世紀のダヴィンチ ノイマン
- 不幸な二人の物語
- 第4章 0と1のマジック・ブール代数
- 「ブール代数」でコンピュータはブレイクした
- 思考を数学に変えた男ジョージ・ブール
- コンピュータは3つの"部品"でできている
- 2進数の三種の神器AND、OR、NOT
- 足し算回路を作ってみよう
- コンピュータって単純だ!
- 論理回路の素・リレー
- リレーで論理回路を作ってみよう
- 「スーパー・リレー」トランジスタの登場
- 第5章 プログラム-コンピュータとの会話術
- ハードウェアとソフトウェア
- 電卓とコンピュータの大きな違い
- 最初のコンピュータは電卓だった
- コンピュータは「機械語」しか分からない
- 高級言語
- なぜ、プログラミングはむずかしい
- CPUを解剖する
- プログラムは、どうやって動くのか
- 足し算1つに20の手間!
- プログラムの鍵・アルゴリズム
- アルゴリズムに「正解」なし
- クイック・ソート
- プログラムと小説の類似点
- プログラマーに求められる資質とは
- 第6章 世界を変えた小さな「石」
- ノイマンの遺産
- 天才すら予測できなかった「未来」
- 超コンピュータ HAL9000
- 巨人を倒した小さな「石」
- IBMを作った男
- 「ビッグ・ブルー」
- ユーザーを囲い込むメーカー戦略
- メイン・フレームとスーパー・コンピュータ
- トランジスタ誕生
- 写真とICの意外な関係
- コンピュータ界の「コロンブスの卵」
- マイクロ・プロセッサを産んだ電卓戦争
- パーソナル革命のはじまり
- 巨人IBMの誤算
- 第7章 マシンと人間の架け橋「OS」
- ソフトの裏方
- キーボードは健康の敵!?
- デファクト・スダンダードとは何か
- OSはコンピュータの操作性を決める
- 「仕事」の概念を変えたマッキントッシュ
- パソコン革命の予言者
- マッキントッシュのお手本「ALTO」
- バッチ処理とタイム・シェアリング
- UNIX誕生
- なぜ、Linuxが注目されるのか
- 「マイクロソフト帝国」への反乱
- なぜ、マイクロソフトは巨大企業になれたのか
- 第8章 インターネットは「信頼の輪」
- 集中から分散へ
- ネットワークはなぜ、生まれたか
- パソコン通信は「閉じたネットワーク」
- 電話でなぜデータ通信ができるのか
- 「核の恐怖」がインターネットを作った
- 国策から生まれたインターネット
- インターネットと電話の共通点
- 電子メールは伝言ゲーム
- ゴルゴ13はインターネットの達人?
- インターネットは公共道路
- 「クモの巣」が世界を覆う
- WWWがインターネットを普及させた
- インターネットと戦争
- 第9章 電脳社会の落とし穴
- 狙われるインターネット
- ハッカーとクラッカー
- コンピュータ・ウイルス
- 自己増殖する「ワーム」
- なぜ「ワーム」被害は急増したのか
- プライバシーを守る暗号技術
- 「公開鍵」暗号
- 「究極の暗号」はあるのか
- インターネット「常識のウソ」
- 「情報を制する者が世界を制する」
- 文化を無視したコンピュータの国際規格
- TRONプロジェクトは、なぜ生まれたか
- コンピュータ業界の「暗黒面」
- なぜ、アメリカにベンチャーが多いのか
- 世界に誇るべき「ニンテンドー」
- 日本が尊敬される国になるために
- 第10章 コンピュータよ、どこに行く?
- 技術発展をはばむ「物理学の壁」
- 21世紀、技術革新が起きない理由
- 「ディープ・ブルー」に知能はあるのか
- コンピュータは探偵になれるか
- 人工知能研究が「失敗」した理由
- 自動翻訳機が誕生する日
- 「技術から使い方へ」
- 電子商取引が経済を変える
- 「大競争時代」が始まった
- ネットワーク化の思わぬ「敵」
- 難問解決の切り札、CALS
- 企業の形が変わる
- 「どこでもコンピュータ」とは何か
- 電脳住宅
- ネットワークが都市と地方の対立を消す
- 誰でも使えるコンピュータよ、現われろ!
- イネーブル・ウェア
- デジタル・ミュージアムとは
- 「知識共有の時代」が始まる
- コンピュータの未来は、あなたが決める