ソフトウェア開発現場の「失敗」集めてみた。 42の失敗事例で学ぶチーム開発のうまい進めかた (出石聡史)
書籍情報
書籍目次
- はじめに 〜失敗続けて25年〜
- 本書を読み始める前に
- Chapter1 「企画」で失敗
- 01: なんでもできる「全部入りソフトウェア」
- 02: みんなの願いをかなえたい「八方美人仕様」
- 03: 顧客要望通りの「使えないソフトウェア」
- 04: 製品のことしか記載のない「足りない成果物」
- 05: ほっとくだけで大問題「新OS地獄」
- 06: リーダーも新人も一緒「全員一人前計画」
- 何を、なぜ作るのかが最重要
- Chapter2 「仕様」で失敗
- 07: 実装できない「ふんわり仕様」
- 08: 解読が必要な「難読仕様書」
- 09: ユーザーを迷わす「オレオレ表記」
- 10: 知らんけど「知ったかぶり技術」
- 11: カタログだけで判断する「スペック導入」
- 12: 行間を読ませる「文学的仕様書」
- 13: ゴールがあいまいな「おまかせ委託」
- 14: 業界用語でイキる「玄人向けUI」
- 仕様は間違いなく、間違って伝わっている
- Chapter3 「設計・実装」で失敗
- 15: 自在に解釈可能な「形だけインターフェース」
- 16: 自分だけの都合で変更する「自己中改造」
- 17: リリース版が復元できない「不完全リポジトリ」
- 18: もう開発環境がない「伝説のオーパーツ」
- 19: 夜な夜な数えるbyte数「メモリ怪談」
- 20: つい自分でやってしまう「経験値泥棒」
- 21: バグ修正が新たなバグを生む「バグ無間地獄」
- 22: 今がすべて「動けばいいじゃん症候群」
- 23: チームを守れない「ノンポリリーダー」
- 設計書には思いをこめて
- Chapter4 「進捗管理」で失敗
- 24: アクションしない「聞くだけ進捗会議」
- 25: 残業も開発計画に入っている「時間泥棒」
- 26: 会議が会議を呼ぶ「増殖する会議」
- 27: また責められる「怖い会議」
- 28: 職場が戦場になる「不機嫌なチーム」
- 29: メールが業務の起点「メールドリブンワークスタイル」
- 30: 施策を打ち続ける「カイゼンマニア」
- 31: 世の中どうあれ「初期企画至上主義」
- 32: 変更されない「完璧な計画書」
- 33: リリース直前に発覚「ステルス課題」
- 過意5分前のエンターテイナー
- Chapter5 「品質評価」で失敗
- 34: バグが出ない「開発者バイアス」
- 35: 作ってみてのお楽しみ「でたとこ性能」
- 36: すべてのバグを許さない「ゼロバグ出荷」
- 37: こっそり直す「ステルス修正」
- 38: リリース日が来たので「とにかく出荷」
- リリース時の品質レベルを定義する
- Chapter6 「リリース後」に失敗
- 39: 出荷したので解散「出しっぱなしプロジェクト」
- 40: 正しい動作かわからない「ライセンスの迷宮」
- 41: 問題は出ないはず「ノーログ戦法」
- 42: 犯人を追い込む「お呼びでない名探偵」
- 市場問題は誰が対応するのか?
- アームチェッカープロジェクト憲章
- 株式会社ロボチェック施設探訪
- おわりに〜それでもソフトウェア開発が好き〜