データフローダイアグラム いにしえの技術がもたらすシステム設計の可能性 (大嶋和幸, 松永守峰)
書籍情報
- 著者:大嶋和幸(著), 松永守峰(著)
- 発行日:2025-04-28
- ISBN:9784798189338
- URL:https://www.shoeisha.co.jp/book/detail/9784798189338
書籍目次
- 本書を手にとっていただいた方へ
- 本書の対象読者
- 本書の構成
- はじめに
- なぜ、いまさらデータフローダイアグラム (DFD) を語るのか
- イマドキのシステムとDFD
- 『構造化分析とシステム仕様』について
- 記号表記と用語について
- 第1章 データフローダイアグラム (DFD)とは
- 1-01 モデリングの基本的な記号と表記法
- データストア
- プロセス
- 外部エンティティ
- データフロー
- 1-02 ダイアグラムで表現すること、しないこと
- 実行順序・同期/非同期
- 条件分岐・例外処理
- 処理の親子関係
- 処理の単位
- データの受け渡し方
- データの保存媒体・入出力手段
- データモデル
- 状態
- 「ノート」の扱い
- 1-03 狭義のDFD、 広義のDFD
- 狭義のDFD
- 広義のDFD
- 1-04 コミュニケーションツールとしてのDFD
- 何のために作るのか
- DFDを使用したコミュニケーションシナリオ
- DFDが苦手なものを補う
- 1-05 第1章のまとめ
- 1-01 モデリングの基本的な記号と表記法
- 第2章 DFDの描き進め方の基本
- 2-01 階層化・詳細化の必要性
- システムの複雑さの管理
- 役割分担の促進
- コミュニケーションの向上
- 問題の早期発見と解決
- 維持管理の容易化
- ユーザビリティの向上
- 2-02 どのように階層化・詳細化するか
- 階層化の規則
- 2-03 DFDを描き進めるヒント
- コンテキストダイアグラムを作成する
- レベル0 DFDを作成する
- レベル1以降のDFDに落とし込む
- 2-04 データフローを具体化する
- 入出力につける一意の名称
- 入出力の手段、内容
- 入出力対象の識別
- 入出力の方向
- 入出力の実行条件
- プロセスの話か、データフローの話か
- 2-05 データストアを具体化する
- データストアとして独立させる基準
- データストアの識別と内容の定義
- データストアへの読み書きとデータフロー
- データモデリングとデータストア
- 2-06 DFDを描くプロセスは一方向的ではない
- 2-07 第2章のまとめ
- 2-01 階層化・詳細化の必要性
- 第3章 ユーザーの要望を理解し、 モデルを作成する
- 3-01 身近なサービスをモデル化してみる
- 1. カフェでのやりとりをモデル化する
- 2. コンテキストダイアグラムの作成
- 3. 物理モデルの作成
- 4. 論理モデルへの変換
- 5. 論理モデルのその先
- 3-02 DFDを用いた分析・設計プロセスの概要 〜はじめに〜
- 3-03 いまのシステムをわかりやすく描いてみる 〜現状物理モデルを作成する〜
- 現状物理モデルのDFD
- 3-04 システムの動きをスッキリ整理する 〜現状論理モデルを作成する〜
- 1. データの一元管理がされていない
- 2. 無駄なデータ入力や確認作業
- 3. 連携不足によるオペレーションが効率的でない
- 4. 顧客情報の利用不足
- 3-05 未来のシステムを想像してみる 〜将来論理モデルを作成する〜
- 1. 問題点の把握 (現状論理モデルから変えるべきポイント)
- 2. 「あるべき姿」を考える
- 3. 将来論理モデルの具体化
- 4. 仕組みを考える(ただし、 実装方法はまだ決めない)
- 5. 将来論理モデルで見えてくること
- 6. データディクショナリの検討
- 7. 現代のデータモデリング手法
- 8. データディクショナリを補完する方法
- 9. 業務の意思決定の流れを整理する(デシジョン・テーブル)
- 3-06 未来のシステムを具体的に描く 〜将来物理モデルを作成する〜
- 1. 課題の再確認
- 2. コンテキストダイアグラム (高レベルの外部とのやりとり)
- 3. DFD(主要プロセスの詳細化)
- 4. 実装方法の検討
- 5. 将来物理モデルの完成
- 3-07 さらに役立つ情報を追加する ~補足情報を付加する~
- 1.エラーメッセージとユーザー通知
- 2. 開始・終了に関する情報
- 3. コントロール(制御)情報
- 4. 移行に関する情報
- 5. 性能要件
- 6. ユーザーへのガイダンスとサポート
- 7. セキュリティとプライバシー情報
- 3-08 要求のモデルから設計してみる どんな方法で作るかを決める
- 具体的な設計を進める
- データの整理と保存方法を考えよう 〜データモデリングとDBスキーマ設計〜
- 3-09 第3章のまとめ
- 3-01 身近なサービスをモデル化してみる
- 第4章 DFDでの表現事例
- 4-01 PCメーカーの基幹システムをDFDで表現する
- 1. 現状の問題を洗い出す (現状物理モデルの作成)
- 2. プロセス自体の問題を深掘りする (現状論理モデルの作成)
- 3. システムの「あるべき姿」を考える (将来論理モデルの作成)
- 4. どのように実装するかを考える (将来物理モデルの作成)
- 4-02 データ分析基盤をDFDで表現する
- データ分析基盤とは
- ラムダアーキテクチャとは
- ラムダアーキテクチャの各レイヤのDFD表現
- バッチレイヤ
- スピードレイヤ
- サービングレイヤ (サービスレイヤ)
- まとめ
- 4-03 第4章のまとめ
- 4-01 PCメーカーの基幹システムをDFDで表現する
- 第5章 特定テーマにDFDを活用する
- 5-01 DFDでSQLを表現する
- リレーショナルデータベースとSQL
- SQLの3要素 〜選択・射影・結合とDFD〜
- 複雑なSQLをDFDで解明する
- SQLの実行計画とDFDは似ている
- 5-02 DFDをセキュリティ分析に活用する
- ステップ1:重要な資産の特定
- ステップ2: データフローの評価
- ステップ3:潜在的な脅威の特定とリスク軽減策の導入
- DFDとセキュリティとCRUD、CQRSの関係
- まとめ
- 5-03 ロバストネス図に発展させる
- ロバストネス図とは
- DFDからロバストネス図への移行
- まとめ
- 5-04 第5章のまとめ
- 5-01 DFDでSQLを表現する
- さいごに
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