パターン指向リファクタリング入門(Joshua Kerievsky)
書籍情報
- 著者:Joshua Kerievsky(著), 小黒直樹(訳), 村上歴(訳), 高橋一成(訳), 越智典子(訳)
- 発行日:2005-08-08
- ISBN:9784822282387
書籍目次
- まえがき ラルフ・ジョンソン
- まえがき マーチン・ファウラー
- 日本の読者へ 結城浩
- はじめに
- 第1章 本書を執筆した理由
- 作り込みすぎ
- パターンという万能薬
- 作り込み不足
- テスト駆動形開発と継続的なリファクタリング
- リファクタリングとパターン
- 進化的設計
- 第2章 リファクタリング
- リファクタリングとは
- 何がリファクタリングへと駆り立てるのか
- 多くの目
- 人が読みやすいコード
- きれいにしておく
- 小さいステップ
- 設計の負債
- 新しいアーキテクチャを進化させる
- 複合リファクタリングとテスト駆動型リファクタリング
- 複合リファクタリングの利点
- リファクタリングツール
- 第3章 パターン
- パターンとは何か
- パターン魔
- パターンの実装方法は数多く存在する
- パターンを取り入れる/近づく/離れるリファクタリング
- パターンを使うとコードは複雑になるか
- パターンの知識
- パターンを使った上流設計
- 第4章 コードの臭い
- 重複したコード
- 長すぎるメソッド
- 複雑な条件記述
- 基本データ型への執着
- 見苦しい露出
- 解決策の散在
- クラスのインタフェース不一致
- 怠け者クラス
- 巨大なクラス
- スイッチ文
- 組み合わせの爆発的増加
- 風変わりな解決策
- 第5章 パターンを取り入れるリファクタリングのカタログ
- リファクタリングの書式
- このカタログで参照しているプロジェクト
- 出発点
- 学習の順序
- 第6章 生成
- Creation Methodによるコンストラクタの置き換え
- Factoryによる生成処理の書き換え
- Factoryによるクラス群の隠蔽
- Factory Methodによるポリモーフィックな生成の導入
- BuilderによるCompositeの隠蔽
- Singletonのインライン化
- 第7章 単純化
- メソッドの構造化
- Strategyによる条件判断の置き換え
- Decoratorによる拡張機能の書き換え
- Stateによる状態変化のための条件判断の置き換え
- Compositeによる暗黙的なツリー構造の置き換え
- Commandによる条件つきディスパッチャの置き換え
- 第8章 汎用化
- Template Methodの形成
- Compositeの抽出
- Compositeによる単数・複数別の処理の置き換え
- Observerによるハードコードされた通知の置き換え
- Adapterによるインタフェースの統合
- Adapterの抽出
- Interpreterによる暗黙的な言語処理の置き換え
- 第9章 保護
- クラスによるタイプコードの置き換え
- Singletonによるインスタンス化の制限
- ヌルオブジェクトの導入
- 第10章 累積処理
- Collecting Parameterによる累積処理の書き換え
- Visitorによる累積処理の書き換え
- 第11章 ユーティリティ
- コンストラクタの連鎖
- インタフェースの統合
- パラメータの抽出
- あとがき
- 参考文献
- 訳者あとがき
- 索引
- 著者・訳者プロフィール