ソフトウェア要求 第2版(Karl E. Wiegers)
書籍情報
- 著者:Karl E. Wiegers(著), 渡部洋子(訳)
- 発行日:2004-04-20
- ISBN:9784891003548
書籍目次
- はじめに
- 謝辞
- 第1部 ソフトウェア要求:だれが、何を、何のためにするのか
- 第1章 ソフトウェア要求とは
- 1.1 ソフトウェア要求の定義
- 1.1.1 要求のいろいろな解釈
- 1.1.2 要求のレベル
- 1.1.3 要求ではないもの
- 1.2 要求開発と要求管理
- 1.2.1 要求開発
- 1.2.2 要求管理
- 1.3 あらゆるプロジェクトに要求がある
- 1.4 悪い要求が、善良な人々に降りかかる時
- 1.4.1 ユーザーの関与不足
- 1.4.2 ユーザー要求のクリープ
- 1.4.3 あいまいな要求
- 1.4.4 金メッキ
- 1.4.5 少なすぎる仕様
- 1.4.6 ユーザークラスの見落とし
- 1.4.7 不正確な計画
- 1.5 高品質の要求プロセスの恩恵
- 1.6 優れた要求の特性
- 1.6.1 要求記述の特性
- 1.6.2 要求仕様の特性
- 1.1 ソフトウェア要求の定義
- 第2章 顧客の観点から見た要求
- 2.1 顧客はだれ?
- 2.2 顧客と開発者のパートナーシップ
- 2.2.1 ソフトウェア顧客の要求に関する権利宣言
- 2.2.2 ソフトウェア顧客の要求に関する責任宣言
- 2.3 サインオフについて
- 第3章 要求工学の良いプラクティス
- 3.1 知 識
- 3.2 要求引き出し
- 3.3 要求分析
- 3.4 要求仕様作成
- 3.5 要求の妥当性確認
- 3.6 要求管理
- 3.7 プロジェクト管理
- 3.8 新しいプラクティスを始める
- 3.9 要求開発プロセス
- 第4章 要求アナリスト
- 4.1 要求アナリストの役割
- 4.1.1 要求アナリストの仕事
- 4.1.2 要求アナリストに不可欠なスキル
- 4.1.3 要求アナリストに不可欠な知識
- 4.2 要求アナリストを育てる
- 4.2.1 元ユーザー
- 4.2.2 元開発者
- 4.2.3 対象エキスパート
- 4.3 協力環境を作る
- 4.1 要求アナリストの役割
- 第1章 ソフトウェア要求とは
- 第2部 ソフトウェア要求開発
- 第5章 製品ビジョンとプロジェクトスコープを規定する
- 5.1 業務要求を通してビジョンを定義する
- 5.1.1 矛盾する業務要求
- 5.1.2 業務要求とユースケース
- 5.2 ビジョン/スコープ記述書
- 5.3 コンテキスト図
- 5.4 スコープを保つ
- 5.1 業務要求を通してビジョンを定義する
- 第6章 顧客の意見を見つける
- 6.1 要求の発生源
- 6.2 ユーザークラス
- 6.3 ユーザー代表者を見つける
- 6.4 製品チャンピオン
- 6.4.1 外部の製品チャンピオン
- 6.4.2 製品チャンピオンへの期待
- 6.4.3 複数の製品チャンピオン
- 6.4.4 製品チャンピオンを提案する
- 6.4.5 製品チャンピオンの落とし穴
- 6.5 だれが決定を下すのか
- 第7章 顧客の声を聞く
- 7.1 要求引き出し
- 7.2 要求引き出しワークショップ
- 7.3 顧客の情報を分類する
- 7.4 要求引き出しに関するいくつかの注意
- 7.5 抜けている要求を見つける
- 7.6 終わりをどうやって知るのか
- 第8章 ユーザー要求を理解する
- 8.1 ユースケース法
- 8.1.1 ユースケースと使用シナリオ
- 8.1.2 ユースケースを識別する
- 8.1.3 ユースケースを文書化する
- 8.1.4 ユースケースと機能要求
- 8.1.5 ユースケースの利点
- 8.1.6 ユースケースの罠を避ける
- 8.2 イベント応答表
- 8.1 ユースケース法
- 第9章 ルールに従って行動する
- 9.1 業務ルール
- 9.1.1 事実
- 9.1.2 制約
- 9.1.3 アクションイネーブラ
- 9.1.4 推論
- 9.1.5 計算
- 9.2 業務ルールを文書化する
- 9.3 業務ルールと要求
- 9.1 業務ルール
- 第10章 要求を文書化する
- 10.1 ソフトウェア要求仕様書
- 10.1.1 要求にラベルを付ける
- 10.1.2 不完全さの取扱い
- 10.1.3 ユーザーインターフェイスとSRS
- 10.2 ソフトウェア要求仕様書テンプレート
- 10.3 要求を書くための指針
- 10.4 要求の例、改善前と改善後
- 10.5 データディクショナリ
- 10.1 ソフトウェア要求仕様書
- 第11章 1枚の絵は1024の単語に値する
- 11.1 要求をモデル化する
- 11.2 顧客の声から分析モデルへ
- 11.3 データフローダイアグラム
- 11.4 エンティティリレーションシップ図
- 11.5 状態遷移図
- 11.6 ダイアログマップ
- 11.7 クラス図
- 11.8 デシジョンテーブルとデシジョンツリー
- 11.9 最後にひと言
- 第12章 機能を超えるもの:ソフトウェア品質属性
- 12.1 品質属性
- 12.2 品質属性を定義する
- 12.2.1 ユーザーにとって重要な属性
- 12.2.2 開発者にとって重要な属性
- 12.3 性能要求
- 12.4 Planguageを用いた非機能要求の定義
- 12.5 属性のトレードオフ
- 12.6 非機能要求の実装
- 第13章 プロトタイプを使ったリスク低減
- 13.1 プロトタイプ:何を、なぜ作るのか
- 13.2 水平プロトタイプ
- 13.3 垂直プロトタイプ
- 13.4 使い捨て型プロトタイプ
- 13.5 進化型プロトタイプ
- 13.6 紙プロトタイプと電子的プロトタイプ
- 13.7 プロトタイプの評価
- 13.8 プロトタイプのリスク
- 13.9 プロトタイプの成功要因
- 第14章 要求に優先順位を付ける
- 14.1 なぜ要求に優先順位を付けるのか
- 14.2 優先順位をめぐって人々が演じるゲーム
- 14.3 優先順位付けの尺度
- 14.4 価値と費用とリスクに基づく優先順位付け
- 第15章 要求の妥当性を確認する
- 15.1 要求をレビューする
- 15.1.1 インスペクションプロセス
- 15.1.2 要求レビューの課題
- 15.2 要求をテストする
- 15.3 受け入れ基準を定義する
- 15.1 要求をレビューする
- 第16章 特殊な要求開発の課題
- 16.1 保守プロジェクトの要求
- 16.1.1 情報を捕らえ始める
- 16.1.2 新しい要求技法を練習する
- 16.1.3 追跡チェインを追う
- 16.1.4 文書を更新する
- 16.2 パッケージソリューションの要求
- 16.2.1 ユースケースを開発する
- 16.2.2 業務ルールを検討する
- 16.2.3 品質要求を定義する
- 16.3 外注プロジェクトの要求
- 16.4 緊急プロジェクトの要求
- 16.4.1 略式のユーザー要求仕様
- 16.4.2 オンサイト顧客
- 16.4.3 早期で頻繁な優先順位付け
- 16.4.4 簡単な変更管理
- 16.1 保守プロジェクトの要求
- 第17章 要求開発に続くもの
- 17.1 要求からプロジェクト計画へ
- 17.1.1 要求と見積もり
- 17.1.2 要求とスケジュール
- 17.2 要求から設計とコーディングへ
- 17.3 要求からテストへ
- 17.4 要求から成功へ
- 17.1 要求からプロジェクト計画へ
- 第5章 製品ビジョンとプロジェクトスコープを規定する
- 第3部 ソフトウェア要求管理
- 第18章 要求管理の原則とプラクティス
- 18.1 要求ベースライン
- 18.2 要求管理手順
- 18.3 要求バージョン管理
- 18.4 要求属性
- 18.5 要求ステータスの追跡記録
- 18.6 要求管理の工数を測定する
- 第19章 変更発生
- 19.1 スコープクリープを管理する
- 19.2 変更管理プロセス
- 19.2.1 変更管理ポリシー
- 19.2.2 変更管理プロセス記述
- 19.3 変更管理委員会
- 19.3.1 CCBの構成
- 19.3.2 CCB憲章
- 19.4 変更管理ツール
- 19.5 変更アクティビティの測定
- 19.6 変更は無料ではない:影響分析
- 19.6.1 影響分析の手順
- 19.6.2 影響分析報告書のテンプレート
- 第20章 要求連鎖のつながり
- 20.1 要求を追跡する
- 20.2 要求追跡の動機
- 20.3 要求追跡マトリックス
- 20.4 要求追跡ツール
- 20.5 要求追跡手順
- 20.6 要求追跡は実現可能か、そして必要か
- 第18章 要求管理の原則とプラクティス
- 第4部 要求工学の実行
- 第21章 要求プロセスを改善する
- 21.1 要求と他のプロジェクトプロセスとの関連
- 21.2 要求とさまざまなステークホルダーグループ
- 21.3 ソフトウェアプロセス改善の4原則
- 21.4 プロセス改善サイクル
- 21.4.1 最新のプラクティスを評価する
- 21.4.2 改善行動を計画する
- 21.4.3 新しいプロセスを作り、試行し、実行する
- 21.4.4 結果を評価する
- 21.5 要求工学のプロセス資産
- 21.5.1 要求開発のプロセス資産
- 21.5.2 要求管理のプロセス資産
- 21.6 要求プロセス改善のロードマップ
- 第22章 ソフトウェア要求とリスク管理
- 22.1 ソフトウェアリスク管理の原則
- 22.1.1 リスク管理の要素
- 22.1.2 プロジェクトリスクを文書化する
- 22.1.3 リスク管理計画
- 22.2 要求関連のリスク
- 22.2.1 要求引き出し
- 22.2.2 要求分析
- 22.2.3 要求仕様作成
- 22.2.4 要求の妥当性確認
- 22.2.5 要求管理
- 22.3 リスク管理は友達
- 22.1 ソフトウェアリスク管理の原則
- 第21章 要求プロセスを改善する
- 用語集
- 参考文献
- 索引
- 著者あとがき
- 監訳者あとがき