課題管理
MEMO-1. 課題管理とは
- プロジェクトの進行過程で生じた問題の把握・分析・解決手段の検討の一連の活動
MEMO-2. 問題と課題
- 問題 == 本来あるべき姿と現状のギャップ
- 課題 == 問題の原因
- 例:
- スケジュールが遅れている ← 問題
- インフルエンザの蔓延でメンバーの休みが多くアウトプットが出ない ← 課題
- 人員の補充 or スケジュールの再調整 ← 解決手段
MEMO-3. 何故課題管理が必要か
- (1) 対応漏れを防止できる
- (2) 思い込みによる誤判断を防げる
- (3) 正確な現状把握が可能になる
- (4) 個人の負担を軽減できる
- (5) 未知の内容に対応できる
MEMO-4. 課題として管理するもの
- 課題として管理するもの:
- プロジェクトの進捗(納期)に影響する問題
- プロジェクトのコストに影響する問題
- 課題として管理しないもの:
- 課題として管理しないものはタスク管理/チケット管理システムに随時登録してしまう方がよい
- あるいは技術課題は技術課題専用の枠で課題管理するとか
- 技術課題は粒度が小さすぎる事が多く、本来検討したい課題(スケジュール、コスト)が埋もれてしまうリスクがある
MEMO-5. 課題管理票の項目
- No
- 件名
- ステータス
- 発生日
- 詳細
- 備考
- 完了条件
- 重要度
- 対応期限
- 対応方法
- 完了日
MEMO-6. 課題管理のツール
- スプレッドシート(ExcelやGoogleスプレッドシート)は簡単に始めることができるが、運用が破綻しやすいので適切ではない
- スプレッドシートは二次元表で情報を扱うので、追記されていくタイプの情報に不向き
- 課題の詳細や対応方法が追記されるたびにカラムが肥大化していくので閲覧性が低下してしまう
- 追記が発生する情報は別シートにするなどで回避できるかもしれない?
- スプレッドシートはマスタ機能や通知機能が貧弱という問題もある
- スプレッドシートで「理想の課題管理シート」作りにこだわり始めると秘伝のスプレッドシート化しやすいのも問題
- 理想としては課題管理システム(チケット管理システム)を使うのが良さそう
参考資料