未来予測入門 元防衛省情報分析官が編み出した技法(上田篤盛)
書籍情報
書籍目次
- はじめに
- 第1章 未来予測とは何か
- 未来は主観的なものである
- 未来予測は外れるのが当たり前
- なぜ当たらないのか?
- 未来予測のポイント
- 第2章 情報分析とは何か
- インフォメーションとインテリジェンス
- 3つのインテリジェンスと情報分析
- インテリジェンス・サイクル
- 情報分析の基本的な実施要領
- 分析&作成における3つの過程
- 仮説を立てて論証する
- 第3章 未来予測のための情報分析ツール
- 未来予測の手順
- 未来を予測するための9つの分析手法
- [1]「問い」の再設定
- [2]アウトサイド・イン思考&フレームワーク分析
- [3]システム思考
- [4]クロノロジー分析
- [5]マトリックス分析
- [6]アナロジー思考
- [7]ブレーンストーミング&マインドマップ
- [8]4つの仮説案出
- [9]シナリオ・プランニング
- バックキャスティングとフォアキャスティング
- 未来シナリオの3つのモデル
- カルマンフィルタ法の応用
- 情報分析の手法をどう活用するか
- 第4章 未来予測ケーススタディ1 将来有望な職種・スキルとは?
- 戦略テーマと「問い」を設定する
- アウトサイド・イン思考&フレームワーク分析を使う
- マトリックスによる影響分析 ——世界のトレンドが日本に与える影響とは
- 未来において高まる職業ニーズとは? ——システム思考により構造図を作成する
- どんなスキルを身につけるべきか?
- 第5章 未来予測ケーススタディ2 「未来のベストセラーを特定せよ」
- 「問い」を設定する
- 「問い」の再設定に取り組む
- 縦の比較で現状分析する
- 横の比較を実施する
- 再び縦の比較を実施する
- クロノロジーを作成する
- マトリックス分析を実施する
- アナロジー思考により未来のベストセラーを探す
- マインドマップを作成して企画会議に
- 第6章 未来予測ケーススタディ3 2030年の暮らし方・働き方を予測する
- 3つのシナリオ 4つのシナリオ
- ドライビング・フォースを特定する
- 4つの仮説を評価して肉付けをする
- カルマンフィルタ法で未来を予測する
- 未来に向けた準備
- おわりに
第3章 未来予測のための情報分析ツール
未来予測の手順
- (1) 「問い」の設定
- (2) 「枠組み」の設定
- (3) 収集 & 整理
- (4) 現状分析 & 未来予測
- (5) 戦略判断
「問い」の設定
- 問いは重要:
- 問いを設定しなければキークエスチョンはいつまでも曖昧
- 最終的なアウトプットの方向性も定まらない
- 4つの問い:
- オープンクエスチョン
- クローズクエスチョン
- 現在の問い
- 未来の問い
- 例:
- テーマ: 売上の分析
- オープンクエスチョン:
- 現在の問い: どんな商品が売れているか?
- 未来の問い: どんな商品が売れるか?
- クローズクエスチョン:
- 現在: 類似商品Aは売れているか?
- 未来: この商品は売れるか?
- 何故4つの問いを立てるのか:
- キークエスチョンを設定する為には、4つの問いの分析軸を行ったり来たりする必要があるから
枠組みの設定
収集 & 整理
現状分析 & 未来予測
- 未来予測は現状分析の延長
- 現状分析:
- 基礎分析:
- 動態分析:
戦略判断
未来を予測する9つの分析手法
- (1) 問いの再設定
- (2) アウトサイド・イン思考 & フレームワーク分析
- (3) システム思考
- (4) クロノジー分析
- (5) マトリクス分析
- (6) アナロジー分析
- (7) ブレーンストーミング & マインドマップ
- (8) 4つの仮説案出
- (9) シナリオ・プランニング