議論の極意 どんな相手にも言い負かされない30の鉄則(紀藤正樹)
書籍情報
書籍目次
はじめに
議論とは
- 相手と意見を交わし、対話を進めるアプローチ方法
- 自分と意見の異なる人間を攻撃することではない
本書について
- 本書で述べるのは「対話を進める方法」
- 「相手を言い負かす方法」ではない
カルトの手口
- (1) 返報性の心理を悪用する
- (2) 希少性をアピール
- (3) 権威性で人を取り込む
- (4) コミットメントと一貫性を要求する
- (5) 好意で断りづらくする
- (6) 社会的証明で人を取り込む
第1章 議論とは何か ――屁理屈、詭弁に負けないために
議論が不得意な日本人
- 幼少期から「先生の話はよく聞きましょう」と教育されて育つ
- 意見はおろか、分からない事や疑問に思ったことを相手に投げかける訓練を受けていない
- 相手の言うことに自分の意見や疑問を差し挟むことを悪いこと/失礼な態度と考えている節がある
- [MEMO]
- 教師は「指導する立場」であり、質問に答えられないと侮られると考え、質問自体を封じている教師は結構多い
- 儒教文化がしつこく残っているところがある
ありがちな光景
声が大きい
- 単なる声量だけではなく、態度が大きい、断定と断言が多い、身振り・手振りが大きい、主語が大きい
- 要するに押しが強く、威圧的